避けられない愛犬のお留守番。少しでも快適に過ごしてもらうには？

生活する中で、避けることはできないパートナーのお留守番。

特に、ワンちゃんの祖先であるオオカミは群れで生活する生き物でした。
そのオオカミが、食べ物欲しさに人間に近づき、人に慣れ、
一緒に狩りなどで行動するようになっていったということが、犬のなりたちと考えられております。

今、一緒に過ごすパートナーは、人とのコミュニケーションが豊かな動物であり、
コミュニケーションに喜びを感じます。。

しかし、飼い主が日常の生活で外出する場面は避けられません。
このお留守番の時間を、パートナーがストレスなく過ごせるようにすることは、
健康、また幸福度にも繋がります。。

そこで、避けては通れないお留守番を、
なるべくストレスなく過ごしてもらえるように努力してあげましょう。

お留守番の前に準備するもの

1.お水
お留守番中に水分補給ができるように、お水は必ず用意してあげましょう。
お皿だとひっくり返してこぼしてしまう場合や、
ほこりなどの汚れが気になる場合にはボトルタイプを用意してあげると心配が少なくなると思います。

2.おもちゃや長持ちするおやつ
お留守番中に集中して長い時間楽しめるおもちゃやおやつを用意しましょう。
集中して過ごす時間はあっというまに過ぎるものです。
おやつを隠して遊べるノーズワークなどの知育トイや、
ガムなどの長く噛んで楽しめるものを用意してあげましょう。

3.場所
お留守番は家中をフリーにしているご家庭も少なくありません。
しかしながら自由に行動できると、食べてはいけないものを口にしてしまったりして、
誤食に繋がります。
誤食が起きてしまった場合、そのことに気が付けなければ対処できません。

また、地震が起こった場合には棚が倒れ、下敷きになってしまう恐れもあります。
そういったことから防ぐためにも、
安全を確保した空間で、サークルやクレートなどでお留守番させることが望ましいです。

快適な環境を作る

お留守番中は、エアコンやペットヒーターなどで、
なるべく快適な温度を保てるように工夫しましょう。

カーテンを閉めてあげることで、直射日光から守ることができます。
また、いろいろな視覚刺激からも守ることができます。

安心して休めるように、
ベッドや毛布、クッションなどで寝床を用意してあげましょう。

本能的に、薄暗く、囲われた場所を好む傾向にありますので、
クレートなどで囲われた環境を用意してあげることをおすすめします。

お留守番を避けるためには

避けることは難しいですが、長時間のお留守番はやはり心配です。
ペットシッターを活用したり、
知人や家族に様子を見てもらうように声をかけておくことも場合によっては必要かもしれません。

災害時には、ワンちゃんネコちゃんがこの家にいる、ということを知っていなければ救助することもできません。
日頃からご近所や家族、知人と連絡を取り合うことで、いざというときにお互いが救助に向かえるかもしれません。

帰ってきたらたくさん時間を取りましょう

帰宅したら、パートナーとの時間をたくさん取ってあげましょう。
信頼関係が築くことで、お留守番中のストレス軽減につながることも考えられます。

また、お散歩や一緒に遊んで身体を動かすことで、ストレス発散、運動不足解消になります。

お留守番はパートナーにとっても飼い主にとっても、避けられないものです。
適切な準備と環境整備で、安心して過ごせる時間にかわります。
今一度、環境を見直してみてはいかがでしょうか。