最近、ニュースで度々目にする四国犬。
人やワンちゃんに危害を与えてしまったことは事実ですが、
きちんと社会化ができていれば、忠誠心もあり、頼りになるパートナーになってくれます。
日本の国の天然記念物にも指定されている四国犬についてご紹介します。
歴史
四国犬は、日本の四国地方原産の犬種であり、日本国の天然記念物に指定されています。その歴史は古く、古代から日本の各地で狩猟犬として利用されてきました。
起源については諸説ありますが、一般的には四国地方で野生の狼と交配して改良されたとされています。これにより、四国犬は頑丈で勇敢な性格を持ち、狩猟や番犬として優れた能力を発揮するようになります。
江戸時代には、特にイノシシや鹿などの大型獣を狩ったり、地域によっては、農業を守る番犬としても活躍しました。
しかし、近代化の進展や狩猟文化の衰退に伴い、四国犬の数は減少し、四国犬の保護と保存活動が行われ、1950年代に日本国の天然記念物に指定されました。
現在では、四国犬はその希少性や文化的な価値から、日本国内外で愛好される犬種の一つとなっています。
性格
四国犬は、家族を守るために行動も取れる非常に忠誠心のある子です。そして、見知らぬ人や環境に対して警戒心を示すことがあります。
番犬として活躍してきたこともあり、家の警護や防衛に優れた能力を発揮します。しかし警戒心が強い故に、社会化をしっかり行い、飼い主がリーダーになることが大切です。適切な社会化を行うことで、他の犬や人との良好な関係を築くことができます。
四国犬はその勇敢さと忠誠心から、飼い主や家族にとって、とても頼りになるパートナーになってくれます。
身体的特徴
四国犬は中型から大型の犬種であり、一般的には体高が50〜55センチメートル、体重が20〜25キログラム程度の成犬となります。
体格:筋肉質で引き締まった体格をしており、特に背中や胸部に力強い筋肉を持っています。そのため、俊敏な動きが可能でスタミナに優れています。
頭部:やや大きめで、立ち耳が特徴的。顔立ちは狼に似ており、威厳があります。
被毛:短毛で密集しており、表面はやや硬めです。一般的には、被毛の色は赤や黒、鼠色などがありますが、地域や個体によって異なることがあります。
尾:筒状に巻いたり、腰に掛けたりすることがあります。
おすすめのおやつ
引き締まった身体で、運動能力にも優れている四国犬は、スタミナがつくおやつやごはんがおすすめです。
鹿児島産 牛の干し肉
高タンパクなことはもちろん、鉄分やビタミンB群も豊富に含まれています。
オーストラリア産 カンガルーアキレス(肉付)
カンガルー肉は高タンパク・低脂質・低コレステロールなため、体づくりのおやつとしておすすめです。また一つがしっかり大きいため食べ応えがあります。
青森産 真鱈スライス
真鱈には消化の良い良質なタンパク質やカルシウムが豊富に含まれています。またアミノ酸も豊富に含まれており、脂肪の燃焼を助け良質な筋肉を作る働きがあります。
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南茂智由喜
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