ワンちゃんと暮らす上で大事な関係づくり。
ある程度のしつけはもちろん必要ですが、私は上下関係より信頼関係を作ることを大切にしたいと思っています。
我が家にも1歳のイタグレ オリがいますが、このコラムを書きながら、みなさんと一緒におさらいできたらと思っています。
信頼関係を築くための方法
SNS等で自然とワンちゃんたちの情報が入る世の中。
私も常にSNSでいろんなワンちゃんを見ては、度々感化されています。
見た情報が全てではありませんが、「パートナーとの信頼関係ができていて凄いな」と思うことは多々。現在進行形で勉強し、試行錯誤をしています。
その方法に関していくつかご紹介させていただきます。
愛情と忍耐
信頼関係を気付くには、時間と忍耐が必要。ワンちゃんは新しい環境や飼い主様に慣れるまでに時間がかかることがあるので、しっかり愛情を持って接しながらゆっくり待ってあげてください。いずれパートナーが安心できる場所になると思います。
コミュニケーション
ワンちゃんはコミュニケーションを通じて飼い主様との絆を築きます。
言葉だけではなく、声のトーンやボディランゲージで感情を伝えながら、触れ合う時間を多くとってください。
ポジティブなトレーニング
コマンドを教えるのも、パートナーが大好きなおやつを使い、愛情をもって伝えることで信頼感が高まります。時間をかけて丁寧に教えることで、コマンドも楽しいものと思ってもらうことが大切です。コマンドの教え方についてはたくさんの方が動画として発信されているので、いろいろ動画を見ながら自分らしいトレーニング方法を編み出してください。
共通の趣味
パートナーと生活を共にすることで、好きなこともどんどん見えてきます。好きなことを尊重することで、共通の趣味を持てるとより楽しめると思います。
お友達と遊ぶことが好きな子はドッグランに行く、ドッグスポーツが好きな子は習慣的にトレーニングをする、お出かけが好きな子は一緒に旅行に行く・・
最初はパートナーのために起こした行動でも、楽しむパートナーの姿を見て自然と一緒に楽しんでいることと思います。
プロのサポート
時にはプロのトレーナーや獣医師からのアドバイスを受けることも必要です。
トレーニング方法や、体調の変化について伺うことで気づきや学びを増やすこともできます。
また、その際に信頼できる専門家に出会えることも重要になります。最初はわからないことだらけだと思いますが、親身になってくださる専門家を見つけてとことん頼ることが一番だと思います。
信頼関係とおやつ
前途でも一部挙げましたが、信頼関係を築く上でおやつをあげることは効果的です。
その上で、ただあげるだけではなく意味があった上であげることが理想かと思います。
有効的なおやつの与え方
トレーニングに結びつける
おやつはご褒美(ポジティブな行動)やトレーニングに活用してください。そうすることで、パートナーは日々学習してくれます。
予測可能なおやつ
おやつをもらえるタイミングや条件が予測できいるようにすることが理想です。パートナーが理解できない状況でおやつをあげると、混乱してしまうことがあります。
手からあげる
手からおやつをあげることで、パートナーは愛情や信頼を感じることができると思います。
感情表現
おやつをあげる時は、声のトーンや表情で愛情や喜びを表現することで、パートナーに伝わります。
適量を守る
おやつはご褒美やトレーニングに使うことが多いと思いますが、与えすぎには注意してください。栄養や量、カロリーを考慮しながら与え、多めにあげた日があれば食事量で調整していただければと思います。
イリオスマイル おすすめのおやつ
イリオスマイルでは、「しっかりご飯を食べてほしい」「パピーは身体が未発達」「乳歯は柔らかい」という理由から、おやつは生後半年以降からあげることをおすすめしています。
鹿児島産 若鶏ホルバー
パキッとした食感が楽しい若鶏の卵管部分。
高タンパクで低脂質。手で簡単に割れるので量を調整して与えやすいです。
北海道産 むしりタラ(寒干タラ)
タラのうまみや風味で食いつきも抜群。
小さくちぎって与えられることからもオススメです!
高タンパクで低脂質なので、トレーニングで量を調整しやすいです。
米粉と自然素材のクッキー クポノ-Kupono-
宮崎県産の米粉を主原料にしたクッキー。
家族みんなで一緒に食べられるので、パートナーとおやつの時間を楽しんでみてください。
信頼関係の証
パートナーと信頼関係が築けているサインはいくつかあります。
リラックスした態度
パートナーが飼い主様の周りでリラックスしている場合は、信頼関係が築かれている証拠の一つです。
親密な接触
パートナーが飼い主様に寄り添ったり、頭を撫でられることを楽しんだりする場合、信頼と安心感を感じているといえます。特に、おなかを見せることや寝そべることは、信頼を示すサインでもあります。
従順な行動
パートナーが飼い主様の指示に従って行動する場合、信頼関係がしっかりできている証拠です。
飼い主様が離れても平気
飼い主様から離れても、不安や過度に吠えたりしない場合も、信頼関係が築けているとも言えます。
パートナーが飼い主様の帰りを楽しみに待つことはとっても嬉しいことですし、それも信頼関係にもつながりますが、分離不安になってしまうと少々心配です。
ですが分離不安自体は一概に信頼関係だけに紐づけられるとは言いにくく、個体差・生活環境、またはパートナーの脳や神経に問題を抱えている可能性もあります。あまりに分離不安がひどいと、獣医師に相談したほうがいい場合もあります。
相手を尊重
パートナーが飼い主様や他の家族を尊重し、攻撃的な行動や支配的な行動を示さない場合、信頼関係が築けている兆候です。相手を尊重し、社交的で友好的な態度を示すことは信頼感の一部です。
尻尾を振る
パートナーが飼い主様に対して尻尾を振ることは、喜びや愛情の表れであり、信頼し、安心しているサインです。ただし、ワンちゃんによってや振り方によって意味合いも変わってくる場合があります。
パートナーの個性や経験に基づいてサインを見抜いてあげてください。
パートナーとの関係は、最初が肝心。と昔からよく聞きましたが、そんなことはないと思います。
成犬になっているパートナーであっても、今からじっくり時間をかけて根気強く取り組めばついてきてくれる子だってちゃんと居ます。
まずは私たちがパートナーを信頼すること。私たちの態度でパートナーに気づいてもらえれば一番だと思います。
今回この記事を書いて改めて思うのは、日々の積み重ね。
突発的に思いついて行動に起こしても継続されなければパートナーはついてきません。
私も改めてパートナーとの関係を見直し、お互いがさらに信頼できるようになりたいと強く思いました。
この記事を書いた人
この記事を書いた人
スタッフ
南茂智由喜