みなさまからのご質問でよくいただく「塩分」について。
お魚のおやつを多く取り扱うイリオスマイルでは、
メールやご注文時のご質問、またイベント出店でも必ず聞かれるものです。
「犬に塩分は与えてはいけない」そんな風に思ってはいませんか？
そもそも、塩分とは身体にとって悪いものなのでしょうか？
塩分は身体にとって必要なとても大切な栄養素の一つです
細胞内の水分バランスの調整の役割を担っている塩分。
血液や体液の浸透圧を調整する役割があるため、血圧の調整、腎臓の機能や体温調整
にも関わります。
ヒトで想像すると、汗をかくような季節には、特に注意して摂取したいものです。
汗をかくということは、体温を調整するために細胞内の水分を調整して行われるものです。
確かにワンちゃんたちはヒトのように汗をかくことは少ないですが、
肉球には汗をかくのです。
また、血圧の調整などはヒトと大きく違いません。
ペットフードに塩は入っている
ワンちゃん、ネコちゃんに塩は…と気にされる方が多いですが、
多くのペットフードに塩は含まれています。
それだけ体に必要なものであるということです。
しかし、原材料に「塩」「食塩」と記載すると嫌煙されがちなため、
「塩化ナトリウム」と表記することで直接的に「塩」というものを伝えにくいようにしている場合があります。
Yum Yum Yum! ドライフード
安心・安全な国産ヒューマングレード食材だけを使用したごはん
PetKind ペットカインド ドライフード
犬の本能に働きかける嗜好性抜群のグリーンビーフトライプが主原料のごはん
塩分が不足すると・・・
塩分が不足すると、血圧の調整が正常に機能せず、
めまい、立ちくらみ、疲労感など低血圧のような症状が現れる場合があります。
血流が減少すると、頭痛や倦怠感につながる恐れもあります。
また、夏場などに水分を多く摂取しようとしたとき、
水だけを飲んでも体には効率よく吸収されません。
適度な塩分が脱水対策に必要なのです。
しかし、塩分が多すぎると、
高血圧や心臓病、腎臓機能に障害をきたす場合があります。
海のお魚は自然に含んでいる
手作り食の場合、塩分を「なんとなく・・・」「良くないっていうから・・・」という理由だけで避けてしまうと、
気にしすぎるあまり不足してしまう傾向にあります。
食材にも多少含まれてはいますが、たまには塩、味噌などを取り入れてみても良いかもしれません。
また、イリオスマイルには多くのお魚商品を取り扱っておりますので、
お魚から自然に塩分を摂取するようローテーションしてみるのはいかがでしょうか。
イリオスマイルではスタッフが食べて、極端にしょっぱくないものや、後から塩分を添加していないものを取り扱っております。
しかし、川魚やお肉に比べれば、当然海水で生活していた海水魚は塩分を強く感じることがあります。
特に皮面には多く含まれる傾向にあるようですので、
気になる場合は身の部分を使用したおやつや、
真水で炊いて、自然なかたちで塩分を取り除くようにした商品をご検討いただければと思います。
国産 煮魚レトルト
素材の旨味そのままにヒト用の国内工場で製造されたシンプルなお魚のレトルトです。
高知県産 真水炊かえり煮干 いわし
高知県で水揚げされた、いわしを真水炊きして減塩加工しています。
適切な量の塩分は体内の水分バランスの維持、そして健康状態維持に大きく関わります。
ご愛犬の体質、お身体の状態によって異なりますが、
「塩」は身体にとって必要なものです適量を与えるようにしてあげてくださいね。
※病気療養中などはかかりつけの獣医師の指示へ従ってください。
この記事を書いた人
この記事を書いた人
スタッフ
中嶋香苗
